【情報共有】「Visaタッチ」「Mastercardコンタクトレス」「JCBタッチ」とは?
「キャッシュレス決済」としては「最古参」な「VISA」「Mastercard」「JCB」の「クレジットカード」ですが、一般的には「クレジットカードリーダー」なる「カードを差し込んで」「カード裏面のアナログ磁気情報を読み込み」→「暗証番号を入力」して「決済完了」となる仕組みが多いようです。
「小売店」や「タクシー」などの「支払い」では「お馴染みの決済方法」ですが、2022年9月現在「〇〇タッチ」「コンタクトレス」という新たな「タッチ決済」という「クレジットカードの決済方法」を使える店舗などが増えているようです。
「物理的カード(クレジットカード)」で「交通系ICカード」のようにサインレスかつ暗証番号不要で「決済端末」にかざすだけで「会計が完了」する仕組みです
「クレジットカード」の「タッチ決済」とは文字通り「タッチ決済対応のクレジットカード」を「NFC」「おサイフケータイ」「FeliCa」機能搭載スマートフォンや「Suica(スイカ)」「PASMO(パスモ)」「nanako(ナナコ)」などの「カード型電子マネー」と同じように「タッチするだけ」で、時間のかかる「暗証番号入力」や「レシートへのサイン」などを省略できる仕組みになります。
↓以下の「マーク」がある「カード」「店舗」でこの機能が利用可能です。
日本国内に於いては「カード会社」により「名称」「カード自体の決済方法が異なり」ますので、それぞれ「VISAタッチ」「Mastercardコンタクトレス」「JCBタッチ」という名称の「決済サービス」が展開されています。
「VISAタッチ」
「Visaのタッチ決済」は、「専用カード」での利用ではなく、「カードそのものに搭載されている」機能になります。
「前払い方式(プリペイド型)」の「電子マネー」とは違い、「事前チャージが不要」で、「支払いサイクルの仕組み」的には、「後払い方式(ポストペイ型)電子マネー」の「iD」や「QUICPay」と同じ感覚です。
「Visaブランド」の「デビットカード・プリペイドカード」に搭載されている「Visaのタッチ決済」を利用する場合は、「即時に金融機関口座や残高」から引き落とされます。
「Mastercardコンタクトレス」
「VISAタッチ」同様、「事前チャージ不要」の便利な「後払い方式(ポストペイ型)」となっています。
「支払いサイクルの仕組み」的にも、「VISAタッチ」同様、「後払い方式(ポストペイ型)電子マネー」の「iD」や「QUICPay」と同じです。
ただ、「Mastercardブランド」の「デビットカード・プリペイドカード」に搭載されている「Mastercardコンタクトレス」を利用する場合は、「即時に金融機関口座や残高」から引き落とされます。
「JCBタッチ」
「JCBタッチ」も先述の「VISAタッチ」「Mastercardコンタクトレス」とほぼ同様の仕組みになります。
もっとも、2022年9月現在「VISAタッチ」利用可能店舗数が「先行」しているようですが、今後「Mastercardコンタクトレス」「JCBタッチ」が「追って行く」形になるそうです。
「タッチ決済」の「問題点」
これは「QRコード決済」開始時にも「指摘」されていた事でもありますが、「店員さんがタッチ決済に慣れていない」という問題。
ただ、これはあくまでも「認識」の問題だけなので間もなく「スムーズに決済」できるようになるかと思われます。
あくまでも「クレジットカード」の「決済手段のひとつ」に過ぎませんので「クレジットカードの機能(プリペイドカード・デビットカードもクレジットカード)のひとつ」であり、「レジでの扱い」は「クレジットカード」となるわけです。
「コンビニ」など、多くの「チェーン店レジ」では「クレジットカード払い」を指定すれば自動的にカードのタッチ決済に対応されますので、「クレジットカードで」と言って端末にタッチするだけで「スムーズに決済」できそうです。
ほとんどの場合、端末にかざしてから「1~2秒」程度で音が鳴り、その時点で決済完了します。
以前から「おサイフケータイ」などで利用されていた「非接触型決済」という手段を「クレジットカード会社」が始めたというだけで、特段新しいサービスという訳でもないようです。
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